DETAIL
快適に登山を楽しむために、また低体温症や凍傷などのリスクヘッジのために冬山のウェアリングスキルを身に着けることは重要です。セミナーでは、ウェアの機能紹介や選ぶポイント、THE NORTH FACEお勧めのウェアやギアの紹介などをおこないます。冬の低山から雪山登山、スノースポーツなど幅広く応用できるセミナーです。ぜひこの機会にウェアリングスキルを高めましょう!
【開催日時】 2022年11月14日(月) 19:30-21:00
【講師】天野 和明(山岳ガイド)
【参加費】無料
【定員】300名
【配信方法】ZOOM
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天野 和明
山梨県の山間部で生まれた天野和明は、家から近い乾徳山に家族で登ったのが最初の登山だった。高校時代はホームセンターで買った雨具と安全靴でひとりで北岳に登り、明治大学に進学してからは、憧れの植村直己を輩出した名門山岳部に入部。その4年間で徹底的に鍛えられたことが、後々の登山の基盤になったという。大学を卒業した春に明大山岳部OB隊でガッシャーブルムII峰とI峰を立て続けに登り、以後、29歳までに8,000m峰6座を手中に収める。最初のサミットプッシュ前に一晩だけ睡眠用に酸素を使用したほかは、すべて無酸素登頂だった。その後はスケールの大きな岩壁でのアルパインスタイル登攀に傾倒し、カランカ北壁初登攀では登山界のアカデミー賞といわれるピオレドールを受賞。24時間連続行動した末にテントを張ることもできず、雪壁をカットして腰掛けただけのオープンビバークを強いられるなど、過酷できわどい登攀が続いたという。山では強い人でも弱い人でも、その厳しさは誰に対しても等しく平等。なので、山に登るなら、自分で鍛えて自分を守ること。そうした考え方を大学山岳部で学んだという。現在は国際山岳ガイドとして多くの人に登山の魅力を伝えている天野だが、その考え方の根本は、今のどんな登山にも共通すると言う。ガイドとして、あるいは登山学校の活動を通して登山の真理を伝えつつ、再び海外の大きな山に挑む日に向けて備えを進めている。
https://www.goldwin.co.jp/tnf/athlete/detail/?pi3=13941&pi=13940